法人概要

法人概要 Overview

法人理念

北大阪を中心とした開業医・病院・介護施設等による業務連携及び診療機能分化・病床機能分化により、
地域に適切かつ円滑に質の高い医療・介護を提供し、地域医療構想及び地域包括ケアシステムの構築に寄与する

法人代表挨拶

法人代表挨拶

平素は日頃より、地域の病診・病病・医療と介護の連携で大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
2003年から病診連携懇話会を開催し、「顔の見える連携」を目的に地域の医療機関との連携を強化してまいりましたが、その関係性をより強固なものにしていく為、地域医療連携推進法人 北大阪メディカルネットワークを立ち上げました。
超高齢化社会、医療・介護の人材不足など様々な問題を抱える中で、法人を活用して実働的な活動を行い、地域の皆様へ「質の高い医療と介護」を円滑に提供できるよう邁進してまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

法人代表
(社会医療法人彩樹 守口敬仁会病院 理事長)
岡 博史

運営方針

  1. 1.機能分化・医療介護従事者の資質向上・地域医療水準の向上

    参加医療・介護機関の連携を強化し、各医療機関の専門的な特色を活かすことで地域医療体制の充実化を図ります。また相互間で多職種による相互研修を行い、地域医療水準の向上に貢献します。

  2. 2.医療・介護連携の効率化

    ICT(Keijinkai-NET)を活用し、参加医療・介護施設での診療情報提供を各施設内で共有します。主に診療情報提供書・読影所見・病理所見・内視鏡所見・投薬内容等を共有し、各施設から診察・CT・MRI・内視鏡検査等の予約を可能とし、相互間の効率化を図ります。
    またICTを利用した地域連携クリニカルパスの充実化及び円滑な退院支援を構築します。

  3. 3.共同購入・共同利用

    効率的で持続的な経営環境を維持し、医療材料・医薬品の共同購入により医療資源の削減に貢献します。

連携推進業務

  1. 1.機能分化の確立

    参加医療・介護施設の相互理解によって改めて特色や役割を明確にします。
    それに伴い、急性期・回復期・療養・かかりつけ医(診療所)・在宅医療・各種介護施設間の流れをスムーズに行い、適正かつ地域のニーズに沿った地域包括ケアシステムの提供を強化します。

  2. 2.医療の質の向上

    参加医療・介護施設で相互間による不足する医療従事者の派遣・出向等を行い、地域住民に安定した医療を提供します。また共同研修や勉強会を開催し、人材育成を充実化し、地域医療の質向上に努めます。

  3. 3.医療資源の削減

    参加法人での医療材料、医薬品の情報共有により共同交渉・購入(スケールメリット)を活かした運用、また共同利用推進により高額医療機器の適正配置による重複投資を抑制することで医療資源の削減を構築します。

  4. 4.非常事態時の医療提供体制

    大規模災害や感染症等の発生に備えて緊急連絡体制を整備し、緊急時の医療従事者、医療物資等の相互間による共有を行い、迅速かつ適切に対処し医療提供体制の維持を構築します。

  5. 5.地域包括ケアの効率化

    参加医療・介護施設でICTを活用した情報共有、合同カンファレンスを積極的に行い病院から在宅療養、各種介護施設への移行をスムーズに行えるようにします。また要介護支援、生活サービス等を包括的に提供できるよう構築します。

  6. 6.在宅・施設療養患者の急変時の医療・介護の連携

    在宅療養や介護施設入所者の看取り・急変時対応として病床機能を有する病院や急性期対応可能な病院と日常的に連携し適切に仕組みを構築します。